アーティストが文化庁主催の展示会へ出品拒否を表明した理由

今回、この文化庁の決定を批判する声明を発表したのは、メディアアーティストのクワクボリョウタ氏だ。 「文化庁には今までいろいろお世話になりました」 こう始まる声明の中でクワクボ氏は、「自分が、今こうして様々な展示の機会を得ることができているのも」「文化庁のプログラムの恩恵によるもの」としたうえで、文化庁によるあいちトリエンナーレへの補助金の不交付の決定を「恥ずべき決定」として強く抗議した。 そのうえで、「これはひょっとすると終わりの始まりです。都合の良い作品だけ集めた展覧会を強行する国がその後どうなるか。こんなさむい『クールジャパン』は要らない！」とも述べている。 同氏は、「抗議のアクション」として、文化庁が今回の決定を撤回しない限り、「年末に予定されていた文化庁主催の展覧会への出品・今後一切の文化庁メディア芸術祭への関与を拒否」するという。 クワクボ氏は1971年生まれのアーティスト。情報

[digits_sa]

感情的にハンガーストライキしているのを見ると、開催にあたって関係機関とやり取りをし実務を執り行っている事務方の苦労が目に浮かぶ。コンセプトもアートより思想よりだし→https://aichitriennale.jp/about/concept.html

[jakuon]

自分もメディア芸術祭の受賞作品展は何度か観に行った事があるけど、もう行くことはないだろう。

[quick_past]

それは思うツボだと思うなあ・・・。おそらくは痛くも痒くもなくて、より都合いいアーティストだけを選別することができるようになる。公金で権力批判するからこそ、公金もアートも意味が増すんだよ。

[rgfx]

「年末に予定されていた文化庁主催の展覧会への出品 ・今後一切の文化庁メディア芸術祭への関与 を拒否します」