クラウン前輪駆動に トヨタ、部品共通化でコスト減：中日新聞Web

トヨタ自動車が、高級車「クラウン」の次期モデルを、前輪駆動（ＦＦ）にする方向で調整していることが分かった。一九五五年の初代発売以来、ずっと後輪駆動（ＦＲ）だったクラウンがＦＦになれば、エンジン搭載車のＦＲは、スポーツカーや高級車ブランド「レクサス」など一部車種だけになる。ＦＦ化で開発・生産コストを削減し、他車種と部品を共通化することで、新型車を効率良く開発する戦略を加速させる。 二〇一八年発売の現行型クラウンは、車両の基本骨格となる車台に、レクサスと同じＦＲ向け車台を使用しているが、関係者によると、次期型はＦＦ向け車台に変更する。変更することで、同じ車台を使う、人気スポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）「ＲＡＶ４」や「ハイランダー」、セダン「カムリ」などの部品を活用できる利点が出てくる。 ＦＦは一般的に、ＦＲよりも部品点数が少なく、コストを抑えられる。さらに、販売台数の多い人気車種と共通の車台や

[daruyanagi]

“ずっと後輪駆動（ＦＲ）だったクラウンがＦＦになれば、エンジン搭載車のＦＲは、スポーツカーや高級車ブランド「レクサス」など一部車種だけになる”

[mikawa_1964]

RAV4やハイランダー、カムリと車台共通化。「新クラウンは、販売面で苦戦する従来のセダンから、ＳＵＶに似た新しい車形に変える方針」