月面ＶＲ探査を楽しんで 浜松の企業が来年にも体験会：中日新聞しずおかWeb

月面探査車ＹＡＯＫＩが撮影した映像をＶＲで体験するデモ展示。手前にあるのは実物のＹＡＯＫＩ＝東京都内で 仮想現実（ＶＲ）のシステム開発を手掛ける浜松市の中小企業の技術を活用した月面探査の疑似体験が、二〇二二年内にも楽しめるようになりそうだ。同年半ばに打ち上げ計画のある月面探査車に、クロスデバイス（浜松市東区）が開発に関わったＶＲシステムを搭載。探査車からの眺めなどを地上で体感できる。こうした取り組みは国内初といい、同社の早川達典社長（５６）は「月面探査を子どもたちに追体験してもらい、夢を与えたい」とビジョンを語る。 （鈴木啓紀） 探査車に載せるのは、東京工業高等専門学校（東京）の学生が考案し、クロス社が映像の高画質化などで技術協力したＶＲシステム「シンクロアスリート」。傾きや加速度などを測るセンサーの入ったスマートフォンとカメラをアスリートに着けると、その視界を再現した映像をＶＲゴーグルな

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「クロスデバイス」「少年時代にアポロ１１号が飛んだ映像を見た時の感動を、地球上で再現させたい。宇宙飛行士や科学者を目指す子どもたちの琴線に触れられれば」https://www.atpress.ne.jp/news/289127