はだか祭の大鏡餅用４５０キロ「だいだい」 祖父江町奉賛会が作る：中日新聞Web

稲沢市の尾張大国霊（おおくにたま）神社（国府宮）で二月十三日に開かれる「国府宮はだか祭」（儺追（なおい）神事）に向け、大鏡餅を奉納する祖父江町奉賛会（同市）が三十日、同市祖父江町で、餅の上にのせるみかん形のようかん「だいだい」を作った。 会場は、地元企業の「コメットカトウ」が無償で提供した新工場。奉賛会員ら百人余りが早朝から集まり、大鍋で水と寒天、砂糖、白あんを焦げ付かないようにかき回しながら煮詰めた。その後、食紅を入れてだいだい色をつけ、型に流し込んだ。だいだいは重さ約四百五十キロ（ようかん千本分相当）で、直径最大二・四メートルの大鏡餅の上に飾る。