衛星運用へ研究始まる パラボラアンテナなど公開 福井工大、セーレン：日刊県民福井Web

県内における人工衛星運用拠点の構築を目指し、総合繊維メーカー「セーレン」と福井工大は三十日、共同研究を始動させた。これに伴い同日、同大あわらキャンパス（あわら市北潟）にあるパラボラアンテナと衛星地上局の見学会が開かれた。 （畑明日香） セーレンが開発・製造した衛星を打ち上げ、同大のパラボラアンテナと地上局を活用して衛星から受信したデータを解析する。福井で衛星の製造から運用までを担えるよう、包括的な研究を行う。 両者は▽地上局の運用体制に関する検討▽衛星の自動運用や複数機運用の方法に関する検討▽衛星のデータ利活用に関する研究−の三点に取り組む。十月下旬に共同研究の契約を締結した。本年度中に衛星と地上局の調整を行い、システムとして一体化させることを目標としている。

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「宇宙を通して福井の活性化に大きく貢献できることに意義を感じている。頑張っていきたい」（福井工大の中城智之教授）https://www.fukui-ut.ac.jp/phoenix/special/detail/002.html @fppstart2016 @FUT_kouhou