名古屋、１０万円給付２・５％ 全国３５・９％、遅れ目立つ：中日新聞Web

国が国民に一律支給する現金１０万円の特別定額給付金を巡り、名古屋市は１５日、給付率が１２日時点で２・５％にとどまっていると明らかにした。２２日までに郵送用の申請書が各世帯に届き、７月中に給付金の支給が始まる見通し。 申請はオンラインと郵送の２種類。市は５月９日にオンラインの受け付けを始め、３万９千件の申請があった。だが、申請内容が住民基本台帳の個人情報と一致しないケースが半数程度あるなど不具合が目立っていた。市は郵送申請を呼び掛け、同２５日から申請書の発送を開始した。 河村たかし市長は１５日の会見で「１秒でも早く届けたい」と訴えたが、市長の公式ツイッターには「給付金の申請書、まだ届いていません」などと批判する書き込みも目立つ。市のコールセンターには５月７日以降、４万６千件以上の問い合わせがあった。

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「他都市と比べ遅れが目立つという指摘に、名古屋市の担当者は『全世帯への郵送は元々、６月中旬までに終える予定で、計画に大きな遅れはない』と説明している」