露店にぎわう「天王祭」存続の危機一転、有志が5年ぶり開催 名古屋・西区：中日新聞Web

名古屋市内屈指の露店数を誇り「弁天祭」として親しまれる西区の「天王祭」が9、10の両日、5年ぶりに開かれる。主催してきた弁天通商店街と江川端通商店街の担い手不足とコロナ禍で存続の危機に直面したが、「次代に残していきたい」と地元の住民有志がバトンを継いだ。 「通りから離れた場所のごみも拾う計画です」「仮設トイレは2カ所に計6基手配しました」。5月16日夜、区内で開かれた天王祭実行委の決起集会。メンバーやボランティアら約30人を前に、事務局を担う若手住民らが準備の進捗（しんちょく）を報告。成功に向けて気勢を上げた。