静岡県のリニア生態系部会で代償措置議論 ＪＲ東海が工事を進めながら対策を見直す手法を提示：中日新聞しずおかWeb

リニア中央新幹線南アルプストンネル（静岡市葵区）工事の生態系への影響を検討する県の専門部会が５日、県庁であった。工事によって自然環境に影響が出た場合の代償措置に関する議論が始まった。 専門部会は、工事で損なわれる自然環境と同等以上の具体的な代償措置の提案をＪＲ東海に求めた。加えて、生物多様性の損失を止め回復軌道に乗せる「ネーチャーポジティブ（自然再興）」の考え方を踏まえた措置を期待した。