七尾美術館の今 ウェブ発信 休館中なう 活動や収蔵品状況 記事に：北陸中日新聞Web

能登半島地震の被害で休館が続く七尾市小丸山台の県七尾美術館が、公式ウェブサイトで休館中の活動紹介やグッズ販売に取り組んでいる。再開できない中、学芸員が活動や収蔵品の状況を伝えている。 （谷口大河） 元日の被災で収蔵作品や天井の一部、浄化槽などが被害を受けた。市教委スポーツ・文化課によると、施設の復旧に必要な工事の調査、費用の算出などを進めているが、再開は２０２５年度となる見込み。 ６月初頭の理事会で「休館中も何か情報発信してほしい」との声があり、公式サイトに「七美ＮＯＷ！」コーナーを開設した。３人の学芸員が記事を執筆し、初回は同市小丸山小学校での出前講座、第２回は山の寺寺院群の文化財を避難させたレスキューに参加した様子を紹介した。 同館は七尾生まれの絵師長谷川等伯（１５３９～１６１０年）の「愛宕権現図」「松竹図屛風（びょうぶ）」など６点を所蔵し、被災後は問い合わせが複数あった。７月６日公開

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「今まではお客さんが来てくれたが、今は待つだけでは駄目。再開した時に『待ってたよ』と言ってもらえるよう、地域とのつながりを大切に、積極的に発信したい」https://nanao-art-museum.jp/ @NanaoArtMuseum