問い合わせ殺到に戸惑い、不安 学童保育所、政府の要請「唐突」:三重:中日新聞(CHUNICHI Web)

一斉休校を受け、共働き家庭などの児童を預かる放課後児童クラブ（学童保育）には保護者から問い合わせが相次ぎ、関係者からは戸惑いや不安の声が上がった。 熊野市と御浜町から児童が通う学童保育を運営するＮＰＯ法人の「あそぼらいつ」と「子どもステーションくまの」にはこの日、「学童保育所は今後開くのか」などと保護者らから五十件を超える問い合わせがあった。 両市町の小学校は三月三日から休校するため、開所時間の拡大を前提に検討しているものの、施設内での感染拡大を不安視する保護者の意見もあり得るため、保護者会の意向も聞き取った上で一両日中にも最終判断するという。 あそぼらいつの理事長黒滝一輝さん（３７）は政府による要請に「唐突な印象で、もう少し早ければ対応しやすかった。受け入れる場合に現場の負担が大きい」と指摘。「利用者の多くは共働きかシングル。学校が休みとなれば子どもの居場所がなくなる。開所はしたいのだが

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「唐突な印象で、もう少し早ければ対応しやすかった。受け入れる場合に現場の負担が大きい」「利用者の多くは共働きかシングル。学校が休みとなれば子どもの居場所がなくなる。開所はしたいのだが」