あすなろう鉄道５周年で入場券セット販売 四日市:三重:中日新聞(CHUNICHI Web)

線路幅七百六十二ミリのナローゲージ（特殊狭軌）で知られる「四日市あすなろう鉄道」が四月一日に開業五周年を迎える。同社は同日に内部・八王子線全九駅の記念入場券のセットを販売する予定。担当者は「五年間の感謝の気持ちを伝えたい。入場券を通じて今後も愛着を持ってもらえれば」と願った。 あすなろう四日市駅と内部駅以外は無人駅のため通常の入場券はない。記念入場券九枚は三つ折りしたＡ３サイズの台紙に付いている。入場券と台紙には、五周年を表す五つの星や特殊狭軌、四日市コンビナートの絵をあしらった記念ロゴが付いている。 鉄道は慢性的な赤字により廃線危機となり、市と近鉄が出資する新会社が二〇一五年四月に近鉄内部・八王子線を引き継いだ。市が車両や鉄道施設を所有する「公有民営方式」で再出発した。同社は一周年でも記念入場券を販売し、二日ほどで完売したという。二百組をあすなろう四日市駅と内部駅で販売する。午前十時から

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