米ＦＣＣ、中国通信機器大手の新規販売禁止へ 安全保障リスク念頭

ファーウェイ製スマートフォンの新機種が上海の旗艦店に並ぶ＝９月９日撮影/CFOTO/Future Publishing/Getty Images ワシントン（ＣＮＮ Ｂｕｓｉｎｅｓｓ） 米政府は今後、中国のハイテク大手、華為技術（ファーウェイ）と中興通訊（ＺＴＥ）が製造した通信機器を米国市場から締め出す構えだ。中国由来の安全保障リスクと認識される事象について、取り締まりを拡大する中での措置。事情に詳しい人物が明らかにした。 米連邦通信委員会（ＦＣＣ）が草案をまとめた規制では、このほか監視カメラを手掛ける中国企業３社も新規販売禁止の対象になるという。上記の人物によると、禁止が適用されるのはＦＣＣの認可を受けていない当該企業の新製品のみ。 禁止措置の承認を巡る採決は来月上旬にも行われる見通しだと、この人物は付け加えた。禁止案の草案については米ニュースサイト「アクシオス」が最初に報じた。 ＦＣＣ