“加害”した兵士をどう見るか

なぜ兵士は慰安所に並んだのか、なぜ男性は「慰安婦」問題に過剰反応をするのか――戦前から現代まで男性を縛る“有害な男らしさ” “加害”した兵士をどう見るか ――実は私の祖父も、兵士として中国に送られています。戦後、年に1回は孫たちに戦争の悲惨さを伝えようと機会を設けていましたが、戦友の話や彼らとの交流、どう食べ物を確保したかといった話にとどまり、彼自身どうしても核心に触れられないまま亡くなりました。南京事件や「慰安婦」問題の実情を知ると、祖父や日本兵をどういったまなざしで見ればいいのか悩んでいます。これは長年の個人的な煩悶であるとともに、戦争を知らない世代の普遍的な問題でもあると思います。 平井氏 個人を断罪することは、歴史をやる者はやってはいけないと思っています。ただ、お気持ちはよくわかります。 大学の授業でも、戦時性暴力を兵士の個人的なセクシュアリティ問題だけとして受け止められないように

[unnmo]

“徴兵制度そのものが人権侵害なのです”そうだよなあ

[xinsg]

内容は良いけど最後が雑。学ぶことが多いですね…では不十分。問題の根幹である構造的問題の土壌である体育会系気質は、今も学校の部活動を通して培われてる。部活動廃止くらい訴えないと企業戦士はいなくならない。

[esbee]

普通の生活でみんなやってるから～とか言い訳する奴がいたら総スカンだと思うけど、慰安婦問題に関してはそれが通用すると思ってる人たちなんなんだろうな？

[d346prt]

「簡単に白黒つけられないこと、前世代が残した不都合な史実にも向き合い続けることは、苦しくても、次世代に平和を引き継いでゆくための知的営みだと思います」これだよね。白黒つけたい人が争ってる。

[kobeni_08]

「慰安所の女性たちの証言にもありますが、少なくない兵士が性行為をせずに、そこで寝転んだり、本を読んだり、家族に手紙を書いたりしていた、と。唯一自由になれる空間として慰安所があったんですね。」

[kusukusunoki]

日本軍の固有の問題は無謀な戦争ゆえの兵士の命の軽さ。輜重部隊なしの行軍、食料も現地調達=略奪。米軍(半年招集、半年後方部隊等)に比し、常に前線を転戦し戦地で何年も留置。唯一のガス抜きが「慰安所」。

[hatemate]

もういっかいよむ

[kaerudayo]

「慰安所に行った兵士の背後にある軍隊や戦争の持つ構造的暴力を見つめ続けることが必要。徴兵制はなくなったとはいえ戦後も「男は働いて妻子を養うもの」という「男らしさモデル」は引き続き男性自身を縛っている」

[mouki0911]

いい記事なのに広告で台無し

[benedicta]

“戦時性暴力を兵士の個人的なセクシュアリティ問題だけとして受け止められないように、彼らが追い込まれていく構造の問題として話すようにしています。すると…「兵士も被害者なんですね」と安心するんですよ。”

[lucioniki]

「慰安所」の悲劇は旧軍の軍政・兵站崩壊が原因。公娼は当時における治安維持、性病予防の最適解。連載1回で「19世紀に英国は公娼を廃止した」と言っても、それは本国のみで植民地では現状維持。占領統治は難しいの

[kiku-chan]

「簡単に白黒つけられないこと、前世代が残した不都合な史実にも向き合い続けることは、苦しくても、次世代に平和を引き継いでゆくための知的営み」昔は保守派もこれをやっていたのだよな