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第197回日本経済予測 | 大和総研
先行きは一旦踊り場、成長率は2019年度にかけて減速:2018年1-3月期GDP一次速報の発表を受けて、経済見... 先行きは一旦踊り場、成長率は2019年度にかけて減速:2018年1-3月期GDP一次速報の発表を受けて、経済見通しを改訂した。改訂後の実質GDP予想は2018年度が前年度比+1.0%(前回:同+1.2%)、2019年度が同+0.8%(同:同+0.8%)である。日本経済は、2017年度に揃っていた好材料が剥落する格好で、一旦踊り場局面に入るとみている。中期的に見ても、資本ストック循環が日米中を中心に成熟化していることに加え、2019年10月に予定されている消費増税の影響などから、日本経済は2019年度にかけて減速を続ける見通しだ。 短期・中長期の景気循環から見た世界経済の行方:2018年に入り、米国のインフレ懸念や金利上昇を受けて、グローバルな金融市場が大きく動揺し、「適温経済」の持続性に対する懸念が高まっている。本予測では、主要国・地域の短期・中長期の景気循環を丹念に点検することを通じて、