伊東豊雄ミュージアム、展示一新

今治市大三島町浦戸の市伊東豊雄建築ミュージアムの展示が今月から一新された。「新しいライフスタイルを大三島から考える」をテーマに、建築家伊東豊雄さんが塾長の伊東建築塾などが進める１１のプロジェクトや提案が並び、島の美しい将来像を描いている。 旧宗方小学校を活用した宿泊施設「大三島憩の家」（大三島町宗方）は、地方創生拠点整備事業の補助金約１億１７００万円を受け、伊東建築塾が改修に着手している。 趣のある外観はそのままに１階客室を洋室化。２階の図書室跡を誰もが集える集会室にリニューアル、敷地内に展望風呂も造る。耐震化や雨漏り対策なども実施予定で、２０１８年の完成へ今秋にも工事に入る。 地元産のワイン造りに向けた上浦町瀬戸でのブドウ栽培も紹介。収量確保や委託醸造などを進め、２０年には畑近くに自前の醸造所を完成させ、ワインや食事などを楽しめるオーベルジュ建設計画も展示している。 このほか、大三島図書