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CO2を回収して埋める「CCS」、実証試験を経て、いよいよ実現も間近に(前編)
北海道・苫小牧市のCCS実証試験 気候変動問題に関する国際的な枠組み「パリ協定」が、いよいよ2020年か... 北海道・苫小牧市のCCS実証試験 気候変動問題に関する国際的な枠組み「パリ協定」が、いよいよ2020年から運用開始となりました(「今さら聞けない『パリ協定』 ~何が決まったのか?私たちは何をすべきか?~」参照)。協定に基づき、温室効果ガスの削減目標を達成するためには、これまでにない技術革新が必要です。そのひとつとして注目されているのが、CO2を回収し貯留する技術である「CCS」と、さらにそれを利用する「CCUS」です。今回は、北海道の苫小牧でおこなわれた、我が国初の大規模なCCSの実証試験について、2回に分けてご紹介します。 CCS・CCUSはCO2削減のために不可欠な技術 パリ協定の目標を達成するためには、環境技術へのさまざまな投資が必要です。2020年1月に策定された「革新的環境イノベーション戦略」では、世界のCO2排出量と吸収量がプラスマイナスゼロになる「カーボンニュートラル」を実現
2020/11/28 リンク