衰弱した「オオワシ」から高病原性鳥インフルエンザウイルス確認…1月以降"5例目" 北海道 緊急調査へ

北海道は2月2日、1月にオホーツク地方の小清水町で回収されたオオワシの死骸から高病原性鳥インフルエンザが確認されたと発表しました。 北海道内では1月以降、鳥インフルエンザの確認がこれで5例目と相次いでいて、ニワトリを飼育する養鶏場などに消毒や野鳥の侵入防止策の徹底を呼びかけています。 オオワシ1羽の死骸は1月22日に見つかり、A型鳥インフルエンザウイルスが確認されたため、環境省が国立環境研究所で遺伝子検査をしていて、2月2日に高病原性鳥インフルエンザ「H5亜型」であることが確認されました。 これを受け、北海道は3日から3日間、オオワシが回収された地点の半径10キロ区域内で野鳥の生息状況や大量死などの異常がないか緊急調査します。 高病原性鳥インフルエンザは、ニワトリに感染すると致死率が高いとされるウイルスです。 これまでにオオワシが見つかった周辺で衰弱したり死んだりしている野鳥は発見されてお