富山の弁当製造「ユニオン・ランチ」が破産申請、負債5億円 国内倒産 - 不景気.com

富山県富山市に本拠を置く弁当・給食製造の「株式会社ユニオン・ランチ」は、4月25日までに富山地方裁判所へ自己破産を申請し倒産したことが明らかになりました。 1980年に設立の同社は、日配給食弁当や幼稚園給食弁当の製造を主力に事業を展開するほか、社員食堂の運営や介護配食サービス・老人福祉施設の食事提供受託業務などを手掛け、富山・高岡・魚津に営業所を構え、県内のほぼ全域を営業エリアとして事業を拡大しました。 しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、企業向けを中心に需要が大幅に落ち込んだほか、原材料費の高騰による採算の悪化で赤字に陥りました。その後も価格転嫁ができないなかで苦しい環境が続くと、資金繰りの行き詰まりから事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。 負債総額は約5億7900万円の見通しです。 「国内倒産」の最新記事 福岡・飯塚の結婚式場「ララリアン」が破産へ、負債2億円 (25