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変わり果てた"自由の国"に救いはあるか――SF小説「アメリカン・ブッダ」|Hayakawa Books & Magazines(β)
SF作家柴田勝家さんによる、民俗学・文化人類学の知見とSFアイデアを掛け合わせた短篇集『アメリカ... SF作家柴田勝家さんによる、民俗学・文化人類学の知見とSFアイデアを掛け合わせた短篇集『アメリカン・ブッダ』が発売されました。インパクト抜群の本書から、表題作の試し読みとして冒頭1万字を公開いたします。 1 まずは皆さんに自己紹介をしなくちゃいけない。僕の名前は“奇跡の人(ミラクルマン)”、白人の友達が古風なインディアンの名前を意識してつけてくれた名前だ。 それは約三千年ぶりに“向こう側(エンプティ)”からもたらされた声だった。 アメリカに帰ってきた監視員のレポートによって、内務省インディアン管理局(BIA)がヒアリングを行う運びになった。そして“エンプティ”の証人が立ったのだ。誰もが部族の長老が来ると思っていたが、壇上に立った人物は二十代前半の若者だった。 こっちでの暮らしにも飽きてきた人々にとって、故郷からの呼びかけは懐かしさに溢れていて、私の他に約百万人の人々がミラクルマンの声に耳を
2020/08/20 リンク