立憲との合流に揺れる国民・玉木氏 分裂懸念、破談なら責任論：北海道新聞 どうしん電子版

国民民主党の玉木雄一郎代表が、立憲民主党との合流を巡って揺れている。合流慎重派とされる玉木氏は、新党結成の意義を理解しつつも、幹事長間の合意を巻き戻すように党名や理念・政策で公然と注文を重ねる。合流を決断すれば慎重派の離反を招き、信条である「提案型野党」の立場が消える懸念があるためだが、二度目の破談になれば責任を問われるのは必至。「玉木氏の決断次第」との声は日増しに高まっている。 野田佳彦前首相ら衆院の無所属議員グループ「社会保障を立て直す国民会議」の有志７人は３１日、立憲、国民両党に、８月７日までに合流協議を決着させるよう要請。玉木氏らに早期決断を迫った。