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『24時間テレビ』が嫌いだった。聴覚障害者の息子として生まれたぼくがいま思うこと
幼い頃のぼくは『24時間テレビ』が嫌いだった。観ていると胸が苦しくなり、我慢しようと思っても涙が出... 幼い頃のぼくは『24時間テレビ』が嫌いだった。観ていると胸が苦しくなり、我慢しようと思っても涙が出てきた。その涙は「感動」の表れではなく、むしろ「悔しさ」に近かったように思う。 毎年、夏に放送される『24時間テレビ』だけではない。それ以外にも聴覚障害者にスポットライトを当てたドラマがたびたび放送された。覚えているだけでも、『愛していると言ってくれ』『星の金貨』『君の手がささやいている』『オレンジデイズ』など、たくさんある。放送が告知されれば、やはり聴覚障害者の息子としては気になってしまうし、実際、どの作品も観た。けれどなかには、途中でつらくなってしまい、観るのをやめてしまった作品もある。
2020/08/24 リンク