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Web2.0テクノロジーが間近に見せる災害の現場
ノースカロライナ州アッシュビルの郊外にある山腹のわが家では、空は暗く灰色に見える。だが、わたしのP... ノースカロライナ州アッシュビルの郊外にある山腹のわが家では、空は暗く灰色に見える。だが、わたしのPCの画面に映るサンディエゴの空は、焼けた家から立ち上る煙に覆われている。 テレビのおかげで、わたしたちはかつてないほど災害に近づいている――それがいつどこで起きてもだ。マンハッタンやワシントンD.C.、United 93が墜落したペンシルベニア州の野原にいなくても、わたしたちは9/11の恐怖を知ることができた。数十年前からそうだ。若いころを振り返ってみれば、ベトナムのことを、泥と血にまみれて疲れた若い兵士たちを映す、いつまでも続く夜のニュースとして思い出す。 だが今日、自宅から見えるのは全体像だけではない。多数の技術を収束したことで、遠くの災害が個人のものになっている。 例えば、わたしはYouTubeで、サンディエゴのテレビリポーターが燃え尽きた家の中を歩き回る映像を見た。焼けたのはそのリポー
2007/12/21 リンク