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ドコモがIoTでカキの養殖 “海の見える化”で水産業はどう変わる?
今までの経験や勘が頼りにならなくなった NTTドコモと東松島市はもともと交流が深い。きっかけは、2011... 今までの経験や勘が頼りにならなくなった NTTドコモと東松島市はもともと交流が深い。きっかけは、2011年に起きた東日本大震災だ。同年の12月に復興支援組織として「東北復興新生支援室」が被災地に発足し、現在も現地で継続的な支援活動を行っている。そのうちの一つが東松島市だった。 東松島市を産地とするカキは品質が高いことでも知られており、実は広島や北海道などで販売されている多くのカキは、東松島市の種ガキ(養殖カキの種苗のこと)を育てたものだという。その東松島市のカキの養殖漁場「東名浜」は震災当時、大打撃を受けた。半年後には養殖を再開できたのだが、翌年ある問題が浮上する。種カキの収穫が思うように行かなくなったのだ。 「震災後、海の状態が変わってしまったそうです。どう変わったのか本人たちも分からないけど、とにかくそれによって今まで経験で予測できたことが、できない状況になってしまったのです」(山本氏
2016/05/26 リンク