角川会長「改善ではなくイノベーションを」――図書館向け電子書籍貸し出しサービス構想など明かす

7月3日から、東京ビッグサイトで「第20回 東京国際ブックフェア」がスタートした。第17回電子出版EXPOや第2回クリエイターEXPOなど5つの展示会との同時開催となった今年のブックフェアでは、KADOKAWA 取締役会長の角川歴彦氏が「出版業界のトランスフォーメーション」と題した基調講演を行った。 今年で20年目と節目を迎えたブックフェア。会場を埋め尽くした1700人の受講者から、盛大な拍手で迎えられた角川会長は、戦後、出版業界を支えてきた構造、エコシステムの話から切り出した。 そのキーとなるのは3つ。資金力の乏しかった書店を支えた「委託制度」、堅牢な出版エコシステムの構築に寄与した「再販制度」、そして出版社が著作者との濃密な関係による商品供給を可能にした「著作権制度」だ。こうした制度はすばらしく機能し、日本の高度成長を支えてきたが、制度疲労を起こしていると角川氏。13年続く出版業界の売

[TakamoriTarou]

基調講演のレポートではこれが一番わかりやすいかも。業界向けの有料基調講演である事を忘れて表面的に捉えすぎたレポートが多すぎる中バランスが取れてる。

[yaskohik]

「権利情報の集中管理、書誌データの整備を国会図書館と連携を図りながら推進していく考えだという。」

[medihen]

”個人経営／家族経営書店の信用供与をしてきた中小取次店が経営破綻を起こせば、それは業界の根幹を揺るがす大問題”

[silverscythe]

ここまで来るのだ～いぶ遅かったけどな、と思ったら自分でそう言っててビビった。ここで「やってやりましたよぉ！（ﾄﾞﾔｯ」とか言い出すのが旧態の出版会社なんで、角川は生き残るんだろうなーって感じ。

[ohmomo]

あとで読もう

[Guro]

この記事がいちばんよくわかった。（他の記事はよくわからなかった）

[tanayuki00]

「著作権者に十分な還元ができていないことが長年指摘されてきた図書館との向き合い方には何かしら解決の時期がきている」

[lafs]

「著作権者に十分な還元ができていないことが長年指摘されてきた図書館との向き合い方」云々、なあ。こういう場でこういう人たちの口から新古書店への言及があってこそ、お。本気か。と思うわけですけどね。

[fiblio]

"あらゆる出版社と取引する総合取次は出版界だけの特殊な形。これからの取次店は、出版社寄りになっていくか、書店寄りになっていくか生き方を考える時代がきている。"

[tsysoba]

「権利情報の集中管理、書誌データの整備を国会図書館と連携を図りながら推進していく考え」。そういう話も出たのか。