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「価値工学」批判
価値はモノの側ではなく、モノを使う側にあるはずであり、もっというと価値はモノとモノの間にあるよう... 価値はモノの側ではなく、モノを使う側にあるはずであり、もっというと価値はモノとモノの間にあるように思えないだろうか。 前回は「価値工学」というものについて見てみた。どうやら「価値」というものが重要そうなのだが、それが一体何か、どうやって価値を測ればいいのか、どうやって価値を上げればいいのか、よく分からなかったからだ。しかし、どうも価値工学もいまいちな感じ、つまりわれわれが重要だと思う価値の側面をよく表し切れていない感じだった。それはなぜだろうか。 価値工学では、価値は独立した製品やサービスに付与されるものであった。何かモノを作り、計算をすると「価値Xを持つ製品」というものが存在することになる。価値工学のおかしさはどうもその辺りにあるのではないか。あるモノそれ自身に価値が張り付いているというのはおかしくはないか。価値はモノの側ではなく、モノを使う側にあるはずであり、もっというと価値はモノとモ
2007/03/24 リンク