中国籍の男、アルプスアルパインの営業秘密持ち出し 警視庁公安部が容疑で逮捕

電子部品大手「アルプスアルパイン」（東京都大田区）の車載電装機器に関する営業秘密を不正に持ち出したとして、警視庁公安部は5日、不正競争防止法違反（営業秘密領得）容疑で、中国籍の会社員、張天文容疑者（32）＝宇都宮市石井町＝を逮捕した。公安部は認否を明らかにしていない。 電子部品大手アルプスアルパイン（東京都大田区）の車載電装機器に関する営業秘密を不正に持ち出したとして、警視庁公安部は12月5日、不正競争防止法違反（営業秘密領得）容疑で、中国籍の会社員、張天文容疑者（32）＝宇都宮市石井町＝を逮捕した。公安部は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、アルプスアルパインの宮城県内にある事業所に勤務していた2017年4月～21年11月、同社のサーバにアクセスして、車載電装機器に関する営業秘密のデータを不正に持ち出したとしている。 公安部によると、張容疑者は営業秘密へのアクセス権限を付与されており