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(043)EU農業の持続可能性と「大豆宣言」
世の中には、コラムには重いが、そうかといって無視できないものがある。2017年7月、ドイツとハンガリー... 世の中には、コラムには重いが、そうかといって無視できないものがある。2017年7月、ドイツとハンガリーが出した提案にオランダを始めとする各国が賛同する形で、EU13か国による「大豆宣言(EU soy declaration)」が出された。この内容は、色々な意味で興味深い。 第1に、EUで有機農業やオーガニック食品に関心を持つ人が増え、その流れが着実に増加していることを踏まえているという点である。この分野を支持する人には極めて分かりやすく朗報であろう。特に、非遺伝子組換えを求める消費者や生産者には基本、追い風と考えることができる。ただし、これを国際貿易の現実で見るとやや異なる絵が見える。 例えば、主要な油糧種子の約6割を占める大豆の場合、世界の生産量は約3.5億トンであり、輸出量は1.5億トンである。生産量を国別に見た場合、米国、ブラジル、アルゼンチンの3か国合計が2.8億トンと約8割を占め