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【鈴木宣弘・食料・農業問題 本質と裏側】「FTAではない」と言い続ければ、新協定は発効できないという墓穴|コラム|JAcom 農業協同組合新聞
【鈴木宣弘・食料・農業問題 本質と裏側】「FTAではない」と言い続ければ、新協定は発効できないと... 【鈴木宣弘・食料・農業問題 本質と裏側】「FTAではない」と言い続ければ、新協定は発効できないという墓穴2018年10月11日一覧へ 「TAGなる捏造語の非を認めてFTAに訂正しろ」と言いたいところだが、実はそのままにしておいたほうが日本の国益を売り飛ばされなくてすむ可能性を指摘したい。 「日米FTAは拒否する」と言ってきた手前、共同声明を悪質に誤訳してTAGを捏造し、国民に「FTAではない」と言い張る厚顔無恥さは言語道断であるが、実は、これは完全に墓穴を掘っているのである。日本政府が「FTAでない」と言い続ければ、日米が関税撤廃などで合意したとしても、国際法違反で発効できないからである。 いずれかの国に与える最も有利な待遇(例えば、関税撤廃やサービス貿易自由化)は、他の全ての加盟国にも適用されなくてはならないとする最恵国待遇(MFN)がWTO(世界貿易機関)による貿易自由化の大原則である
2018/10/13 リンク