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農政はコロナ禍、ウクライナ紛争に何を学ぶか【森島 賢・正義派の農政論】
コロナによる世界規模の災禍が小康をみせている。その中で、世界を揺るがすウクライナ紛争が始まった。... コロナによる世界規模の災禍が小康をみせている。その中で、世界を揺るがすウクライナ紛争が始まった。新しい世界秩序を目指す激動が始まった。 コロナ禍は、このままで終息するとは思えない。第7波が襲来するかもしれない。その後、終息するとしても、数年後には、また新しいコロナがやって来るだろう。 ウクライナ紛争は、世界史の画期になって、新しい世界秩序が形成され、今後、数10年の間つづくだろう。その間、激動がつづく。 こうした激動のなかで、日本の農政は、国民の生命を守るための食糧の確保を忘れている。そうして、食糧の輸出とか、生産の効率化とか、古く、倒れかかった柱にもたれて惰眠を貪っている。 上の図は、ウクライナ紛争について、先月、国連総会で行われたロシア非難決議案の投票結果である。 多くのマスコミは、3分の2以上の国の賛成で採択された、と報じている。ロシアは、このような圧倒的な圧力に屈して、間もなく撤退
2022/04/04 リンク