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なぜクマは町に出る?/温暖化で生態系に変化/コナラ枯れ ドングリ実らず/京都でシンポ
「市道でツキノワグマと乗用車が衝突」(舞鶴市)などの被害が続発する京都府。「なぜクマは町に出る?... 「市道でツキノワグマと乗用車が衝突」(舞鶴市)などの被害が続発する京都府。「なぜクマは町に出る?」と題したシンポジウム(主催・北山の自然と文化をまもる会)が18日夜、京都市左京区で開かれ、里山の荒廃だけでなく地球温暖化による森林生態系そのものに「深刻な変化がでている」と警鐘を鳴らしました。(宇野龍彦) 同シンポジウムは、クマの異常出没が社会問題になった2004年の開催に次ぐ2回目。同会代表幹事の榊原義道さんは「京都の山に入ると、クマのえさのドングリを実らせるコナラが4割も立ち枯れている。ナラ枯れ被害は南方系の昆虫の大量発生がもたらしたもので、クマの異常出没は長年つづいた里山の荒廃だけの問題ではない」と話します。 えさに異変 「丹波山地の森でなにがおこっているのか」と、1990年代以降の植生変化を報告した同会幹事の主原憲司さんは「クマ出没は、地球温暖化にともなう植生の変化、森林の変化を教えて
2010/11/21 リンク