ＡＳＥＡＮの「不戦条約」提唱/背景に日中対立も

【ネピドー＝伊藤寿庸、松本眞志】東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）は８日の外相会議から１０日のＡＳＥＡＮ地域フォーラム（ＡＲＦ）までの一連の会合で、アジア・太平洋地域での「不戦条約」の締結、南シナ海行動規範（ＣＯＣ）の早期締結を提唱しました。領有権争いなどの海洋権益紛争が偶発的な軍事衝突につながりかねないという危機感から、ＡＳＥＡＮは緊張激化を回避する具体的な行動を急いでいます。 ＡＳＥＡＮが提唱するアジア・太平洋地域での「東南アジア友好協力条約（ＴＡＣ）型」不戦条約の対象国は、ＡＳＥＡＮ１０カ国に加えて、米国、中国、日本、インドなどのアジア・太平洋諸国を含みます。条約提唱の背景には日本と中国の対立もあります。 ８日のＡＳＥＡＮ外相共同声明は「ＴＡＣ型」不戦条約の具体案として、インドネシア提案の「インド・太平洋地域における友好協力条約」を挙げています。昨年５月、インドネシアのマルティ外相は、

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ＡＳＥＡＮの「不戦条約」提唱/背景に日中対立も そういえば，米中のかけひきと囲い込み合戦はよく報道されるけど，不戦条約というASEANが主体的関心を持ってそうな話題はあんまり報道されないね．

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衝突への危機感から行動急ぐASEAN、TAC型不戦条約提唱の背景に日中対立が。／心配させて申し訳ないのと、関与してくれてありがたいのと。軍事一辺倒と正反対の平和の共同体を。

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うーむ