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憲法施行74周年にあたって/日本共産党書記局長 小池晃
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憲法施行74周年にあたって/日本共産党書記局長 小池晃
一、今年の憲法記念日は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の「第4波」によって東京、大阪など4都... 一、今年の憲法記念日は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の「第4波」によって東京、大阪など4都府県に緊急事態宣言が発令されるもとで迎えた。菅政権の無為無策のために医療体制はひっ迫し、国民の命もくらしも危機的な状況に陥っている。 このもとで、いま政治に求められているのは、憲法が国民に保障する「幸福追求の権利」(13条)や「生存権」(25条)、「財産権」(29条)を全面的に生かして、感染症対策への政治の責任を果たすことである。そのためにも、大規模なPCR検査、抜本的な医療支援、雇用と営業を守る十分な補償と支援に本気でとりくむことである。 一、違憲の安保法制=戦争法が施行されて5年となるが、その危険性はいよいよ深刻なものとなっている。とくに日米首脳会談の共同声明で、「台湾海峡の平和と安定の重要性」を「日米同盟の強化」の文脈で位置づけたことは、きわめて危険な動きである。 日本共産党は、台湾問題を