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日露青年交流センター
二〇一二年九月九日、その日はあいにくの小雨模様で、筆者は約束の午後二時にモスクワの有名レストラン... 二〇一二年九月九日、その日はあいにくの小雨模様で、筆者は約束の午後二時にモスクワの有名レストラン「カフェ・プーシキン」前にやってきた。店の前の道路には高級車が次々に止まり、まるでどこぞの高級ホテルのように黒服のベルボーイたちが客の世話を焼いている。どの車からその人が降りてくるのだろうと今か今かと首を長くして待っていたが、意外にもその人はメトロ駅の方角から一般人のようにふらりと徒歩で現れた。 ロックミュージシャンのように横に撥ねた灰髪、紺色のジャケット、青いジーパンを身に纏った長身の男の名は、ウラジーミル・ソローキン。ソ連時代はアンダーグラウンド作家として西側で名を馳せ、ソ連解体後はロシア版ポストモダンの最も過激な作家として国内でカルト的な人気を博した、現代ロシア文学を代表する作家の一人である。すでに五十代後半だが創作意欲は旺盛で、新作は発表されるたびに必ずロシアの文学界にセンセーションを巻
2022/02/28 リンク