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社説|イノシシ被害増加/国は中山間地に厚い支援を | 河北新報オンラインニュース
イノシシ被害増加/国は中山間地に厚い支援を イノシシによる農作物被害が東北で拡大している。かつて生... イノシシ被害増加/国は中山間地に厚い支援を イノシシによる農作物被害が東北で拡大している。かつて生息域は宮城県が北限とされていたが、北上している。繁殖力が強いこともあり、対策が追い付いていない。地域の実情に合った国の支援充実が求められる。 東北農政局の2018年度のまとめによると、イノシシの農作物被害は青森県を除く5県で確認され、被害額は2億7100万円に上る。12年度の倍以上に増えた。福島県が8820万円で最も多く、次いで宮城県8328万円、山形県7261万円の順となっている。 被害は水稲や野菜、イモ類などで、宮城では水稲が突出する。イノシシは体に付いたダニやノミを落とすため泥浴びをする。倒された稲は体臭が移って出荷できなくなるという。 1978年の国の調査で、丸森町を中心とする宮城県南部が北限とされていた。近年は山形、岩手両県に広がり、秋田県南部でも目撃数が急増している。 宮城県が山形
2020/09/23 リンク