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被告はいま(1) 返信18通 窮屈な社会へ | 社会 | カナロコ by 神奈川新聞
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被告はいま(1) 返信18通 窮屈な社会へ | 社会 | カナロコ by 神奈川新聞
2016年7月に神奈川県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)で入所者ら45人が殺... 2016年7月に神奈川県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)で入所者ら45人が殺傷された事件で、殺人などの罪で起訴された元職員植松聖被告(29)の裁判員裁判が8日、横浜地裁で始まる。障害のある娘と暮らす和光大学名誉教授の最首悟さん(83)=横浜市旭区=は被告から手紙を受け取り、今も返信をつづり続ける。「人はひとりでは生きていけない」。障害者は不幸を生むと断じる被告に、人の価値を生産性で測る社会に、いつか届いて欲しいと願いながら。 植松聖被告との面会を終え、横浜拘置支所を見上げる最首悟さん=昨年12月、横浜市港南区 〈お考えは判(わか)りましたが、奥様(おくさま)はどのように考えているのでしょう。聞く必要もありませんが、今も大変な面倒を押しつけていると考えております〉 昨年10月、最首さんのもとに植松被告から封書が届いた。事件から2年がたった18年7月以降、毎月13日に手紙を