自宅から妻とみられる遺体 「寂しいので警察に届けなかった」死体遺棄容疑で神戸の76歳男を逮捕

兵庫県警長田署は２５日、死体遺棄の疑いで、神戸市長田区の無職の男（７６）を逮捕した。２４日午後に男の自宅から女性の遺体が発見され、同署の調べに「妻が８月１４日ごろに死んだ。寂しいので警察に届けなかった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は、女性が死亡しているのを知りながら遺体を放置し遺棄した疑い。 ２４日夕、近くに住む女性が、男の妻（８２）の姿を最近見ないことを心配して訪ねると、男が「（妻は）死んでいる。床で倒れている」などと答え、女性と地元自治会長の男性が１１０番した。 遺体は傷みが激しいが、目立った外傷はないとみられ、リビングに横たわり、タオルが何枚かかけられていた。男は妻と２人暮らしだった。

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“近くに住む女性が、男の妻（８２）の姿を最近見ないことを心配して訪ねると、男が「（妻は）死んでいる。床で倒れている」などと答え、女性と地元自治会長の男性が１１０番”