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神戸新聞NEXT|西播|心理学でいう「おおかみ少年効果」 避難勧告“空振り”に慣れ行動減少
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神戸新聞NEXT|西播|心理学でいう「おおかみ少年効果」 避難勧告“空振り”に慣れ行動減少
豪雨や台風が相次いだ今夏、兵庫県宍粟市が姫路・西播地域では突出して多い計5回の避難勧告を発令した... 豪雨や台風が相次いだ今夏、兵庫県宍粟市が姫路・西播地域では突出して多い計5回の避難勧告を発令した。早めの避難が意識付けられる一方、大きな被害がない“空振り”が続き、勧告に従う人が徐々に減少。災害時の被害拡大に懸念が広がる。勧告をどう受け止め、どう行動すればいいか。県立大環境人間学部(姫路市)の木村玲欧准教授(43)=防災心理学=に聞いた。 -宍粟のように避難勧告が相次いだ事例はあるか 1982年7月の長崎水害が有名。12日間に4回の大雨洪水警報が発表されたものの被害がなく、5回目に1時間187ミリの大雨が降り、299人が亡くなった。最初の4回で住民が慣れてしまった。避難指示を聞いたのは全体の7・4%でそのうち避難したのは27・3%しかなかった。 回数が増えることで避難疲れが出て「逃げて損した」という感覚が生じてしまう。心理学でいう「おおかみ少年効果」だ。本当に危ないときにうまく逃げられない