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神戸新聞NEXT|総合|「反社の若者」~取材ノートから “ヤクザ”
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神戸新聞NEXT|総合|「反社の若者」~取材ノートから “ヤクザ”
「反社(はんしゃ)」-。芸能人の闇営業問題などを通じ、「反社会的勢力」の略語として広く知られるよ... 「反社(はんしゃ)」-。芸能人の闇営業問題などを通じ、「反社会的勢力」の略語として広く知られるようになった言葉だ。その弊害や注意喚起が叫ばれ、新型コロナウイルスが社会を揺るがす中でも、反社が関わる犯罪は後を絶たない。背景には、反社に加わる若者の存在がある。なぜ彼らは裏社会に身を置くのか。過去の取材ノートから、あるヤクザの若者の話を紹介する。 2018年秋、大阪拘置所。刑務官に伴われ、丸刈りにジャージー姿の男が面会室に現れた。「どうも」。20代後半。中背で、がっしりとした体格。収監中の身だが、山田健児=仮名=は現役の暴力団組員だ。 組員の減少や高齢化が指摘される昨今。ヤクザになったいきさつを尋ねた。 九州の中学を卒業後、自動車関係の専門学校に入ったが、初日に暴力沙汰で退学に。間もなく別の傷害事件も起こして逮捕され、16歳から1年間少年院に入った。少年院を出る際、九州に身元引受人がおらず、母親