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担任が出願忘れ、志望の大学受験できず 県が賠償金支払いへ|社会|地域のニュース|京都新聞
滋賀県立安曇川高(高島市)の担任教諭が出願を忘れたために、第1志望だった私立大の指定校推薦入試を... 滋賀県立安曇川高(高島市)の担任教諭が出願を忘れたために、第1志望だった私立大の指定校推薦入試を元生徒が受けられなかったとして、県は、損害賠償を求めていた元生徒側と和解する議案を県議会に14日提案する。可決されれば、賠償金約192万円を支払って和解する。 当時3年生だった元生徒は2019年11月、担任教諭に願書を渡したが、担任は願書を発送する進学担当教諭が不在のため個人ロッカーに保管。出願締め切り日を数日過ぎた後に気づいた。 元生徒は推薦入試を受けられず、別の私立大に一般入試で合格し進学。校長が謝罪し、県教委は昨年3月、担任教諭と進学担当教諭を懲戒処分にした。元生徒の保護者が昨年12月に県に損害賠償を求めていた。 和解案では、県が教諭の過失と安曇川高の出願管理に問題があった点を認め、他大学を含む受験にかかった費用や精神的苦痛への慰謝料を支払う。
2021/09/07 リンク