電車で女子高生の体触った宮内庁職員に1年6月求刑 大津地裁で初公判｜社会｜地域のニュース｜京都新聞

電車内で女子高校生の体を触ったとして強制わいせつの罪に問われた京都市右京区、宮内庁京都事務所職員の男（２３）の初公判が２０日、大津地裁（沖敦子裁判官）であり、被告は起訴内容を認めた。 検察側は被告に懲役１年６月を求刑し、弁護側は執行猶予付き判決を求め、即日結審した。判決は６月２日。 検察側は論告で、「自己の性欲を満たすための身勝手な犯行。被害者は一人で外出できなくなるほど心と体にダメージを負った」と非難した。 弁護側は、「社会的な制裁を受け、深く反省している」と情状酌量を求めた。 起訴状などによると、被告は昨年９月１２日午後６時半～５０分ごろの間、ＪＲ湖西線小野―近江高島間の電車内で、隣に座っていた高島市の女子高校生の胸や下半身を触るなどした、としている。