異常に高い日本のコロナ検査陽性率、デルタ株70％超に政府はお手上げ？菅政権はどこで間違えたか＝吉田繁治 | マネーボイス

日本で70％、米国で85％になったデルタ株 感染症研究の世界的な権威であるCDC（米国疾病対策センター）は、変異後の新型コロナ（Covid-19：デルタ株）について水疱瘡（ヘルペスウイルス）並みの感染力と発表しています（CNNの報道：7月31日）。 1人の感染者が、8人から9人に広げるとのこと。通常のインフルエンザでは1人が2人ですから、約4倍感染力が強い。 ワクチン効果への期待から行動規制を解除していた米国でも、再びマスクの着用と市民への行動規制が発動される方向です。この動きは世界に広がっていくでしょう。デルタ株により、21年秋の収束はなくなったように思えます。 ワクチン接種が2億人（人口の60％）になった米国の新規感染数は、再び増えて、8月2日で6.8万人です。21年6月には1万人台に減っていましたからその約6倍です。現在のグラフは指数関数的な増加を示します。 米国では、人口の約11％

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“少ない重症病棟が溢れる医療崩壊を防ぐためとして、当初からPCR検査数を抑制したことが、現在も続いている。支持母体でもある医師会からの突き上げに、医療と医薬の権益の意識が強い医系の技官と政府が屈服した”