サンマ最悪水準の不漁予測/水産庁と水研機構 量少なく小型、漁場は遠隔

サンマ最悪水準の不漁予測 水産庁と水研機構 量少なく小型、漁場は遠隔 2020年08月01日 18時20分 配信 サンマ 水産庁 水産研究・教育機構 水産庁と水産研究・教育機構が７月３１日に発表した長期漁海況予報によると今年、日本近海に来遊するサンマは昨年と比べて量が少なく、生鮮向きの１歳魚は魚体が痩せていそうだ。また、漁場は日本から遠い東方に偏り、漁船の往来が難しくなる見込み。今年の国内漁獲は「サンマ棒受網の普及後最低だった昨年をさらに下回る可能性が高い」（同機構）。 漁期前の捕獲調査は今年、新型コロナウイルスの影響で規模が縮小、昨年までの調査結果と一概に比べられないが、１網当たりの採集尾数が前年までより落ちている。同機構担当者によると、サンマ資源が少ない、資源回復の進むマイワシが餌場を占拠しサンマが北方に追いやられている―ことなどの背景が考えられる。 １歳魚の魚体は痩せている。６～７

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『今年〜サンマの群は日本列島に近づく前に南下を始めてしまう可能性が高く、かつ日本沿岸はサンマの嫌う高水温』『サンマ資源が減っており、原因に環境要因と漁獲の両面〜親魚を守るための国際的な漁業管理を』