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漁業補償は「ゴネ得」 これがあるため風力発電難しいとの指摘
太陽光発電とともに期待が高まっている自然エネルギーが風力発電だ。だが、大前研一氏によれば、日本の... 太陽光発電とともに期待が高まっている自然エネルギーが風力発電だ。だが、大前研一氏によれば、日本の風力発電には「漁業権」の問題が発生して高額な漁業補償が必要になり、コストがどれだけ膨れ上がるか見当がつかないという。以下、大前氏の解説だ。 * * * 風力発電は大きな問題を抱えている。日本の風力発電の風車は山の上に設置されていることが多いが、本格的に推進するならデンマークやフランスのように海上に建設しなければならない。 しかし、日本には遠浅の海岸が非常に少ないので、基本的に風車は海岸近くの洋上に建設せざるを得ない。そうすると「漁業権」の問題が発生して高額な漁業補償が必要になり、コストがどれだけ膨れ上がるか、見当がつかなくなってしまうのだ。 たとえば、NTTが瀬戸内海の小島まで電話線を敷設するため、途中の海上に電柱を1本建てなければならなくなったことがある。すると、電話線の敷設は島民たちの要望で
2012/03/13 リンク