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山口組も神戸側も処分者の復活を許可 もはやなんでもあり
暴力団のクーデターで離脱派が不利なのは、過去の歴史が物語る。だからこそ今回の山口組分裂でも、六代... 暴力団のクーデターで離脱派が不利なのは、過去の歴史が物語る。だからこそ今回の山口組分裂でも、六代目山口組側が、新たに生まれた「神戸山口組」に対し、圧倒的有利との下馬評だった。ところが一転、ここに来て情勢が変わりつつあるという。いったい、何が起きているのか。暴力団事情に詳しいフリーライター・鈴木智彦氏がレポートする。 * * * 分裂から2か月経過した現在、山口組と神戸山口組は全国各地で小競り合いを繰り返している。10月6日、長野県飯田市の温泉施設前で組員が銃殺された事件の背景には、神戸山口組への移籍問題があると推測されたが、山口組も神戸側も、早急に「関知しない」という方針を公表した。つまりお互いが抗争をしないと明言したのだ。抗争は暴力事件が発生し、それに対する「報復」があって成り立つので、どれだけ緊迫した空気でも、いまだ“抗争前夜”と表現するしかない。 しかし、この問題は話し合いで解決でき
2015/10/26 リンク