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アングル:ドル強気派債券ファンドが方針転換、米利上げ先送りを懸念
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アングル:ドル強気派債券ファンドが方針転換、米利上げ先送りを懸念
4月9日、世界的な債券ファンドのうち幾つかのドル強気派が、ここ数週間で方針を転換した。写真は米ド... 4月9日、世界的な債券ファンドのうち幾つかのドル強気派が、ここ数週間で方針を転換した。写真は米ドル紙幣。2011年8月、ワルシャワで撮影(2015年 ロイター/Kacper Pempel) [ボストン 9日 ロイター] - 世界的な債券ファンドのうち幾つかのドル強気派が、ここ数週間で方針を転換した。これらのファンドは米連邦準備理事会(FRB)が利上げを先送りするのではないかとの懸念から、ドル資産比率を縮小しているのだ。 ファンドマネジャーやアナリストによると、方針転換の背景には、弱い米経済指標に加えて、欧州中央銀行(ECB)によるテコ入れで欧州の景気が持ち直してきていることで、12年ぶりの高値をつけたドルの上昇に息切れの気配が漂っていることがある。 グローバル債券ファンドのマネジャーは国ごとの経済パフォーマンスの差に注目している。彼ら自身の成績は各国中央銀行の動き次第ですぐに急変動しかねな