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焦点:中国が南シナ海で「人工島」拡大、実効支配を強化へ
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焦点:中国が南シナ海で「人工島」拡大、実効支配を強化へ
2月19日、南シナ海で中国が建設を拡大させている人工島は、同国の軍や漁船の拠点となる可能性があり... 2月19日、南シナ海で中国が建設を拡大させている人工島は、同国の軍や漁船の拠点となる可能性があり、領有権を争う周辺国に警戒感を与えている。写真は南シナ海を航行する中国の海洋監視船。昨年6月撮影(2015年 ロイター/Nguyen Minh) [香港 19日 ロイター] - 南シナ海で人工島の建設を急ピッチで進めている中国。そう遠くない将来、同国の海軍や空軍、漁船がそうした人口島を拠点に活動範囲を広げる可能性があり、同海域で領有権を争う周辺国に警戒感を与えている。 最近公開された衛星画像とフィリピン当局者の話を基にすると、人工島の建設はスプラトリー(南沙)諸島の6つの岩礁に拡大。またフィリピン政府は、今月には、中国の浚渫(しゅんせつ)船が7つ目の岩礁で作業を開始したと主張している。 同海域での米軍の優位性を脅かすことはないとみられるが、人工島では港や燃料の補給基地のほか、おそらく滑走路の建設