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オスカー作品賞「誤」発表の大トラブル、その時何が起こったか
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<アカデミー賞授賞式で、作品賞受賞作が一旦『ラ・ラ・ランド』と発表されてから『ムーンライト』に訂... <アカデミー賞授賞式で、作品賞受賞作が一旦『ラ・ラ・ランド』と発表されてから『ムーンライト』に訂正される前代未聞の事態が発生。生中継された、両映画関係者の人間ドラマはなかなかの見物だった> 前代未聞の珍事が起きてしまいました。一部では「作品賞受賞作を取り違え」という報道がありますが、そんなレベルの話ではありません。アメリカで最もメジャーなテレビイベントのクライマックスが、メチャクチャになってしまったのです。 このシーンですが、最初は厳粛に始まりました。オスカーという大イベントの最後のプレゼンターは、ウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイのコンビでした。この2人は、1967年に公開された映画史に残る作品『俺達に明日はない』(アーサー・ペン監督、原題は、"Bonnie and Clyde")で、破滅的な男女を好演しています。この映画の公開50周年ということで選ばれたのでした。 もちろん、ベイ