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南米発・ラムダ株はどれだけ怖いのか、豪ウイルス学者が解説
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南米発・ラムダ株はどれだけ怖いのか、豪ウイルス学者が解説
<南米を中心に感染拡大中、日本でも確認された変異株・ラムダは、既存株より感染力が強く、抗体の中和... <南米を中心に感染拡大中、日本でも確認された変異株・ラムダは、既存株より感染力が強く、抗体の中和効果もいくらか下がるとされる。ワクチンは有効なのか。研究からいま分かっていることは> ※本誌8月24日号「日本人が知らない 変異株の正体」特集より 2020年8月に南米のペルーで最初に報告された新型コロナウイルスの変異株「ラムダ株」は、南米を中心に世界の約30カ国に広がっている。 現在、南米では新型コロナウイルスの新規感染者の20%以上がラムダ株に感染しているという(編集部注:日本では7月20日に羽田空港で初めての感染者が確認された)。 今年6月には、WHO(世界保健機関)がこの変異株を「注目すべき変異株(Variant of Interest)」に分類した。遺伝子の変化により、伝播しやすさなどウイルスの性質が既存の株と変わっている可能性があるためだ。 ただし現時点では、アルファ株やデルタ株とは