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アメリカも恐れる? 中国海兵隊
「パシフィック・ピボット(アジア大洋州重視戦略)」により、太平洋地域では米軍の配備強化が進んでい... 「パシフィック・ピボット(アジア大洋州重視戦略)」により、太平洋地域では米軍の配備強化が進んでいる。米海軍と海兵隊が想定するシナリオの1つが、中国人民解放軍の水陸両用部隊による台湾侵攻だ。 中国が海から陸上部隊を投入する際に先陣を切るのが人民解放軍海軍陸戦隊(海兵隊)。2個旅団で構成される1万2000人の精鋭部隊だ。規模は小さいが、海軍と空軍の戦力に支えられ、中国とロシアの最新技術を取り入れている。 陸戦隊はこれまで上陸作戦や空挺作戦の訓練を積んできた。初めは大掛かりな侵攻作戦を想定していたが、今は強襲作戦を担う緊急展開部隊へと進化している。 とはいえ、まだ成長段階にあり、台湾海峡を渡って台湾に侵攻できるような能力には達していない。それでも、急激に実力を蓄えているのは確かだ。 人民解放軍陸戦隊が誕生したのは53年4月。連隊規模だったのがやがて東海艦隊の指揮下で師団へと拡張した。一旦は武力に
2013/11/26 リンク