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「表現の自由」の美名に隠れた憎悪も糾弾せよ
自覚が必要 単なる攻撃でしかない風刺画もある(仏ストラスブールの欧州議会前で表現の自由を求めるデ... 自覚が必要 単なる攻撃でしかない風刺画もある(仏ストラスブールの欧州議会前で表現の自由を求めるデモ) Vincent Kessler-Reuters 犠牲になった週刊紙シャルリ・エブドの編集者や風刺画家は、今や「表現の自由」という大義の殉職者と化した。殺害の脅迫にも屈せず風刺画を掲載してイスラム過激派を皮肉ってみせ、銃弾に倒れた。私たちが尊ぶ表現の自由という理想のために、勇敢なる死を遂げたとたたえられている。 だが、そう単純な話でもない。預言者ムハンマドを題材にした彼らの風刺画は、無分別で人種差別的だったとも言えるだろう。 すべての風刺画がそうだったとは思わない。スンニ派テロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)戦闘員がムハンマドの首を切り落とそうとしている絵は、過激派がいかにイスラムの信仰から乖離しているかという矛盾を鋭く突いていた。 それでも大方の風刺画はムハンマドをかぎ鼻の悪党
2015/01/15 リンク